プロテオーム解析による抗がん剤反応性関連タンパク質の解明とバイオマーカーへの応用
【研究分野】医療系薬学
【研究キーワード】
個別化医療 / 抗がん剤 / 薬剤反応性 / バイオマーカー / プロテオーム / オキサリプラチン / 個人差 / フルオロウラシル
【研究成果の概要】
抗がん剤治療の個別化には個々の患者の薬剤反応性を治療開始前に見極めるバイオマーカーの確立が必須である。本研究では、研究代表者が大腸癌におけるオキサリプラチン感受性予測候補タンパク質として見出した細胞内タンパク質S100A10の機能解析と臨床応用に向けた基礎的検討を行なった。その結果、S100A10が抗腫瘍メカニズムの異なる抗がん剤に対して異なる挙動を示しその発現変化はオキサリプラチン特異的であること、薬剤感受性への影響に結合パートナーであるannexin A2との相互作用が関与している可能性見出した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
谷川原 祐介 | 慶應義塾大学 | 医学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)