

2025年6月17日 火曜日
以下の60大学の研究成果を毎日調査し、速報しています。
白抜き表示は本日の会員向け「知尋」掲載13校。掲載記事数18本。うち黒白抜き表示は本日の公開記事掲載校。
白抜き表示は本日の会員向け「知尋」掲載13校。掲載記事数18本。うち黒白抜き表示は本日の公開記事掲載校。
調査対象大学: 北海道大学、室蘭工業大学、帯広畜産大学、弘前大学、東北大学、山形大学、筑波大学、宇都宮大学、群馬大学、埼玉大学、千葉大学、
東京大学、東京科学大学、お茶の水女子大学、東京農工大学、電気通信大学、一橋大学、横浜国立大学、新潟大学、金沢大学、
北陸先端科学技術大学院大学、福井大学、信州大学、岐阜大学、静岡大学、名古屋大学、名古屋工業大学、豊橋技術科学大学、三重大学、京都大学、
京都工芸繊維大学、大阪大学、神戸大学、奈良女子大学、和歌山大学、島根大学、岡山大学、広島大学、山口大学、徳島大学、香川大学、愛媛大学、
高知大学、九州工業大学、九州大学、佐賀大学、熊本大学、鹿児島大学、琉球大学、札幌医科大学、福島県立医科大学、会津大学、東京都立大学、
横浜市立大学、岐阜薬科大学、京都府立医科大学、大阪公立大学、奈良県立医科大学、慶應義塾大学、早稲田大学
東京大学、東京科学大学、お茶の水女子大学、東京農工大学、電気通信大学、一橋大学、横浜国立大学、新潟大学、金沢大学、
北陸先端科学技術大学院大学、福井大学、信州大学、岐阜大学、静岡大学、名古屋大学、名古屋工業大学、豊橋技術科学大学、三重大学、京都大学、
京都工芸繊維大学、大阪大学、神戸大学、奈良女子大学、和歌山大学、島根大学、岡山大学、広島大学、山口大学、徳島大学、香川大学、愛媛大学、
高知大学、九州工業大学、九州大学、佐賀大学、熊本大学、鹿児島大学、琉球大学、札幌医科大学、福島県立医科大学、会津大学、東京都立大学、
横浜市立大学、岐阜薬科大学、京都府立医科大学、大阪公立大学、奈良県立医科大学、慶應義塾大学、早稲田大学
医歯薬学
早稲田大学
医療AIで多数の異種医療画像を解析 診断支援精度が3.04%向上
「パッチベース処理×Mixture of Experts」技術で医療画像診断を革新

開発手法の概要
医用画像を小さなパッチに分割し、画像の特徴と3次元の位置情報を組み合わせて処理するAIモデル「PatchMoE」の全体構造を示しています。TransformerとMoE機構により、多様な医療データを高精度に領域分割します。
医用画像を小さなパッチに分割し、画像の特徴と3次元の位置情報を組み合わせて処理するAIモデル「PatchMoE」の全体構造を示しています。TransformerとMoE機構により、多様な医療データを高精度に領域分割します。
近年、医療現場ではAIによる画像診断支援の導入が進んでいますが、解像度やアノテーション(データへのタグ付け)方法が異なる複数の医療画像を、ひとつのAIで同時に扱うことは困難でした。
早稲田大学大学院情報生産システム研究科博士後期課程のWang Jiazhe氏、同研究科の吉江 修(よしえおさむ)教授、家入 祐也(いえいりゆうや)講師の研究グループは、この課題に対し、画像を小さな領域(パッチ)に分けたうえで、それぞれのパッチが「どの医用画像データセット(網膜血管、腹部多臓器、など)」に属していて、「どの画像」の、「どの場所」のパッチであるかを3次元で保持する「パッチベースの学習法」と、データ種別ごとに専門的な処理を行う「Mixture of Experts(MoE)」を組み合わせた新手法「PatchMoE」を開発しました。体の部位が異なる4種の異なる医療画像を対象に検証を行い、従来手法を上回る精度を実現しました。
本研究成果は、国際学術誌「Neural Computing and Applications」に2025年5月8日にオンライン公開されました。
論文名: Conducting patch contrastive learning with mixture of experts on mixed datasets for medical image segmentation
関連分野情報学 複合領域 数物系科学 工学早稲田大学大学院情報生産システム研究科博士後期課程のWang Jiazhe氏、同研究科の吉江 修(よしえおさむ)教授、家入 祐也(いえいりゆうや)講師の研究グループは、この課題に対し、画像を小さな領域(パッチ)に分けたうえで、それぞれのパッチが「どの医用画像データセット(網膜血管、腹部多臓器、など)」に属していて、「どの画像」の、「どの場所」のパッチであるかを3次元で保持する「パッチベースの学習法」と、データ種別ごとに専門的な処理を行う「Mixture of Experts(MoE)」を組み合わせた新手法「PatchMoE」を開発しました。体の部位が異なる4種の異なる医療画像を対象に検証を行い、従来手法を上回る精度を実現しました。
本研究成果は、国際学術誌「Neural Computing and Applications」に2025年5月8日にオンライン公開されました。
論文名: Conducting patch contrastive learning with mixture of experts on mixed datasets for medical image segmentation
研究キーワード
アーキテクチャ/セグメンテーション/画像データ/教師なし学習/知識共有/特徴抽出/領域分割/3D画像/アノテーション/コンテキスト/タスク/トラスト/フレームワーク/位置情報/画像処理/最適化/自然言語/自然言語処理/人工知能(AI)/転移学習/言語処理/近赤外/冗長性/生産システム/画像診断/MRI/網膜/医用画像
この記事の詳細を読む
![]() | 数物系科学
北海道大学
オホーツク海南部氷縁域の氷盤分布観測にはじめて成功
~季節海氷域の融解過程の理解と変動予測への貢献に期待~(低温科学研究所 助教 豊田威信)
北海道大学低温科学研究所の豊田威信助教、西岡 純教授、東京大学大学院新領域創成科学研究科の早稲田卓爾教授、国立極地研究所の伊藤優人研究員らの研究グループは、オホーツク海南部海氷域氷縁域の氷盤分布の特徴を明らかにして氷縁域における融解過程の仕組みを解明しました。現在、オホーツク海を含む世界の海氷域は減少傾向にあります。気候変動予測を行うためには、気候モデルの中で海氷融解を正しく再現する必要があるのですが、海氷の融解過程は未だに十分理解されておらず、最新の気候モデルでも融解期の海氷域の再現性は低い状況にありました。オホーツク海のような季節海氷域の後退を制御するのは氷縁域の融解...
関連分野環境学数物系科学工学農学研究キーワード 海氷/極地/自己相似/自己相似性/オホーツク海/気候モデル/気候変動/熱力学/モデル化/数値モデル/ドローン
この記事の詳細を読む
|
![]() | 工学
京都工芸繊維大学
本学ロボコン挑戦プロジェクトチームが「NHK学生ロボコン2025」に出場し、ローム株式会社の特別賞を受賞しました
令和7年6月8日(日)、ABUアジア・太平洋ロボコン代表をかけた選考会が、東京都大田区総合体育館で行われ、本学ロボコンチームForteFibre(フォルテフィブレ)が出場しました。 NHK学生ロボコンは、日本全国の大学や高等専門学校が参加するロボットコンテストとして1991年から始まったもので、今回は事前審査を通過した17チームが出場しました。 NHK学生ロボコンでは毎年競技テーマが設定され、それに基づいたルールで各団体が競い合います。今年の競技テーマは「『ロボットバスケットボール』“ROBOT BASKETBALL”」で、バスケットボールにヒントを得た競技となって...
関連分野情報学工学研究キーワード 電気通信/ロボット
この記事の詳細を読む
|
![]() | 医歯薬学
金沢大学
遺伝子重複による新たな発達障害モデルマウスを開発
- 発達障害の発生メカニズム解明と新たな治療戦略の開発に期待 -
金沢大学新学術創成研究機構/医薬保健研究域医学系の西山 正章 教授、医薬保健研究域医学系の川村 敦生 助教(研究当時、現・カリフォルニア大学バークレー校 博士研究員)、富山大学学術研究部医学系の高雄 啓三 教授らの研究グループは、自閉スペクトラム症(以下、自閉症)の関連遺伝子であるChd8(※1)の重複(遺伝子の過剰発現)が、発育遅延、過活動行動、小頭症などの神経発達異常を引き起こすことをマウスモデルで明らかにしました。 自閉症を含む発達障害は社会生活に支障を来す症状のため、その患者数の増加とともに大きな社会問題となっています。CHD8 遺伝子は、自閉症の...
関連分野生物学工学総合生物医歯薬学研究キーワード 遺伝子重複/ヒストン/モデリング/染色体構造/ヌクレオソーム/神経発達/大脳/脳発生/行動解析/クロマチンリモデリング/クロマチン/ニューロン/マウスモデル/遺伝子発現解析/神経前駆細胞/神経発生/染色体/発現解析/神経伝達物質/エンハンサー/モデルマウス/リモデリング/前駆細胞/セロトニン/マウス/抗精神病薬/自閉症/大脳皮質/転写制御/遺伝子/遺伝子発現/自閉スペクトラム症/発達障害
この記事の詳細を読む
|
![]() | 医歯薬学
岡山大学
闘争の代償は精子の量
~負けても戦いすぎてもオスはメスに精子を渡せなくなる~
メスとの交尾を巡ってオス同士が戦う行動は多くの生物で研究されてきました。昆虫でも角を使って相手オスを投げ飛ばすカブトムシなど多くの研究事例が知られています。今回、私たちはオス同士の戦いで、互いに相手オスの脚をかみ合う珍しい闘争をする大型甲虫のツヤケシオオゴミムシダマシを使って実験した結果、戦いに負けたオスは、戦っていないオスに比べ、メスに上手く精子を渡せないことを発見しました。これまで一般に戦いに負けたオスはメスに渡す精子数を増やすことが分かっていました。しかし、驚くべきことに本結果では、負けたオスはメスに精子を上手く渡せないという逆の結果が得られました。さらに戦いが長く続くほ...
関連分野医歯薬学研究キーワード 精子
この記事の詳細を読む
|
![]() | 医歯薬学
徳島大学
新規免疫抑制剤ボクロスポリンの副作用の要因を世界で初めて解明
徳島大学大学院医歯薬学研究部腎臓内科学分野の長谷川一宏准教授、脇野修教授らは、新規免疫抑制剤のボクロスポリン(英語名 Voclosporin、商品名 ルプキネス)の副作用のうち、急性腎障害時に、腎臓に目玉様異常構造ペルオキシソームが出現することをマウスモデルのみならず、ヒト腎生検検体にて発見しました。また、この異常なペルオキシソーム出現の原因毒性インドール物質も既に同定し、その要因を解明しました。さらに、この毒物除去体も発見し、目玉様異常ペルオキシソームの除去にも成功しました。今後、この毒物除去体の活性化剤を開発し、ボクロスポリンの副作用克服の道を開き、ループス腎炎などの幅広い免...
関連分野農学医歯薬学研究キーワード ペルオキシソーム/腎炎/マウスモデル/急性腎障害/免疫抑制/インドール/マウス/腎障害/腎臓/副作用/免疫抑制剤
この記事の詳細を読む
|
![]() この記事は
会員専用です | 複合領域
慶應義塾大学
慶應義塾大学に開設したオープンイノベーション施設Yagami Innovation Laboratoryの開所記念シンポジウムおよび施設お披露目会の開催(6/26)
-国内外の社会課題解決や新産業創出の拠点として活動開始-
|
![]() この記事は
会員専用です | 工学
宇都宮大学
第11回「高校生と考える、世界の貧困と私たちの消費生活
~スリランカ紅茶農園の子供たちに学びの機会を届けるには?~」
|
![]() この記事は
会員専用です | 工学
岡山大学
岡山大学・米国務省「重要言語奨学金(CLS)プログラム」 開講式を挙行
|
![]() この記事は
会員専用です | 工学
室蘭工業大学
有村幹治教授が「2025年 Springer Nature 編集貢献賞」を受賞しました
|
![]() この記事は
会員専用です | 工学
室蘭工業大学
瓦井智貴助教が北海道開発技術研究発表会において北海道開発協会長賞を受賞しました
|
![]() この記事は
会員専用です | 工学
早稲田大学
最新研究シーズを5名の研究者がプレゼン
7/29 科学技術振興機構・早稲田大学・株式会社早稲田大学TLO主催「新技術説明会」開催
|
![]() この記事は
会員専用です | 農学
帯広畜産大学
第3回「食肉の嗜好性に関するアンケート」ご協力のお願い
|
![]() この記事は
会員専用です | 農学
横浜市立大学
国際教養大学にて7月11日に放課後特別授業、12日に学生向けメディアワークショップの開催が決定。
|
![]() この記事は
会員専用です | 医歯薬学
弘前大学
弘前大学大学院医学研究科「若手研究者」の紹介動画(第10回)を公開しました
|
![]() この記事は
会員専用です | 医歯薬学
徳島大学
着床前胚異数性検査の先進医療を開始
〜妊娠率の向上、流産予防への効果を検証〜
|
![]() この記事は
会員専用です | 医歯薬学
信州大学
大学院総合理工学研究科農学専攻2年の長田桃歩さんが令和7年度日本植物病理学会大会において学生優秀発表賞を受賞
|
![]() この記事は
会員専用です | 医歯薬学
徳島大学
難治性血液がんに対する遺伝子改変免疫細胞療法を開始
〜造血幹細胞移植・免疫細胞療法の基盤拠点へ〜
|