自然界の安全な酸化・還元剤およびCO2を用いた酵素による酸化還元反応の開発
【研究分野】グリーン・環境化学
【研究キーワード】
グリーンケミストリー / 酵素 / 酸素 / 二酸化炭素
【研究成果の概要】
環境にやさしく危険を伴わない、酸化・還元反応を開発することを目的として研究を行った。その結果、Fusarium sp.由来のバイヤー・ビリター酸化酵素やGeotrichum candidum由来の還元酵素を、大腸菌により大量発現して用いると、効率が良く、爆発など危険性がない反応を行えることを見出した。さらに、両酵素ともに、基質特異性が広く、立体選択性が高いことを見出した。非常に不斉合成が難しいとされている基質の反応においても、高い立体選択性を達成できた。Geotrichum candidum由来の還元酵素については、構造の予測も行った。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
山中 理央 | 姫路獨協大学 | 薬学部 | 講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)