STAT5標的遺伝子による真性赤血球増加症発症機構の解析
【研究分野】生物系薬学
【研究キーワード】
JAK2 / V617F 点変異 / 真性赤血球増加症 / STAT5 / c-Myc / ODC / Aurka / 慢性骨髄増殖性腫瘍 / JAK2V617F変異体 / シグナル伝達
【研究成果の概要】
真性赤血球増加症の原因遺伝子であるチロシンキナーゼ JAK2 の点変異体 (V617F) は、転写因子 STAT5 の活性化を介して細胞増殖や腫瘍形成を誘導する。本研究では、JAK2 変異体の下流で STAT5 の活性化を介して、転写因子 c-Myc およびその標的遺伝子であるポリアミン合成酵素 ODC や分裂期キナーゼ Aurka の発現が誘導されることを見出した。 c-Myc および ODC は JAK2 変異体による細胞増殖や腫瘍形成に寄与し、Aurka は JAK2変異体の持つ抗がん剤耐性
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)