虚血・小胞体ストレス応答経路関連microRNAの腎臓病態生理活性の解明
【研究分野】腎臓内科学
【研究キーワード】
エピゲノム / microRNA / 小胞体ストレス / 酸化ストレス / 虚血・再灌流 / SIRT1 / アクチン細胞骨格 / ポドサイト / 尿細管上皮細胞 / 腎臓老化 / 低酸素 / ストレスシグナル / 蛋白尿 / アクチン / コータクチン / 細胞骨格 / 糸球体腎炎 / 小胞体ストレス応答 / ATF4 / HIF / 虚血再灌流モデル
【研究成果の概要】
慢性腎臓病(CKD)におけるエピゲノム変化の病態生理学的意義を明らかにすることを目的とし、1)ヒト尿細管上皮細胞発現microRNAにはCKD発症進展に関与するストレスシグナル(小胞体ストレス、酸化ストレス)により発現が変動するmicroRNAが存在し、その中にストレス適応応答経路の活性化を制御し、細胞恒常性維持に関与するmiR-205を同定し、2)糸球体濾過機能を携わる足細胞に発現するヒストン脱アセチル化酵素(Sirt1)は非エピゲノム活性も有し、細胞骨格関連分子コータクチンの脱アセチル化を介してアクチン細胞骨格の重合・安定性を亢進し、糸球体障害時の蛋白尿を軽減できることを明らかにした。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
南学 正臣 | 東京大学 | 医学部附属病院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
和田 健彦 | 東京大学 | 医学部附属病院 | 助教 | (Kakenデータベース) |
大瀬 貴元 | 東京大学 | 医学部附属病院 | 臨床登録医 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
城 愛理 | |
本西 秀太 | |
石本 遊 | |
岡田 啓 | |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)