リベラルな国家の対外的正統性の規範的基礎
【研究キーワード】
国家の対外的正統性 / 政治的正統性 / 法の正統性 / 構成員資格 / 自律 / 平等 / 郭舜 / 国家の正統性 / 法の支配 / 国際法の正統性 / 自律性 / グローバルな集合的目標 / グローバルな法の支配 / 国家の自律性 / リベラルな国家 / 対外的正統性 / 国家の構成員資格 / 国家の境界線 / 世界正義 / グローバル法秩序 / 対外的責任 / 人権
【研究成果の概要】
一般に、国家の正統性についてはその構成員に対して基礎づけられれば足りるという暗黙の前提がとられてきた。しかし、国家が構成員資格の限定の上に成り立つという点をとってみても、対外的な正統性の問題は避けることができない。本研究においては、国家の政治的正統性を法の正統性から区別した上で、それが国家の構成員間の平等という対内的正統性に加えて、いずれかの国家の構成員である地位を有する者の間での平等という対外的な正統性という側面をもつことを示した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【配分額】2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)