髄鞘の可視化技術による多発性硬化症の病型分類に関する研究
【研究分野】神経内科学
【研究キーワード】
多発性硬化症 / 髄鞘 / 可視化技術 / MRI / 病型分類
【研究成果の概要】
多発性硬化症における髄鞘再生能力には個人差があることが病理的に示されており、当該能力によってその予後が変動すると推定されている。これまで髄鞘再生を可視化する簡便な方法論は開発されておらず、臨床実地でこのことを立証することは容易ではなかったが、研究代表者らは髄鞘を可視化する新たなMRI撮像法(ミエリンマップ法)の開発に成功した。本研究では多発性硬化症患者を対象にミエリンマップ法の臨床研究を実施し、事実多発性硬化症患者には髄鞘再生能力に個人差があることや、特定の薬剤投与によってその能力が変動する可能性があることが示唆された。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)