陰的増分形釣合方程式に基づく大変形リゾーニング有限要素解析シミュレータの開発
【研究分野】機械材料・材料力学
【研究キーワード】
大変形解析 / 有限要素法 / 四面体要素 / メッシュリゾーニング / 平滑化有限要素法 / ロッキングフリー / 圧力振動フリー / 大変形
【研究成果の概要】
四面体要素分割を用いて大変形問題を高精度に解析可能な新しい有限要素解析シミュレータを開発した.新たに提案した有限要素定式化であるF-barES-FEM-T4を組み込み,既存手法で問題となっている各種ロッキングや圧力振動などを抑制することに成功した.四面体要素を用いているが故,工業製品に現れる複雑な形状に対しても適用することができる.加えて,四面体要素の自動メッシュ生成と組み合わせることにより,ゴム材料などの解析に現れる厳しい大ひずみ問題に対しても適用することができる.種々の解析例を示すことにより,開発されたシミュレータの有用性を示した.
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)