構造最適化と指向性エネルギー堆積法に基づく負熱膨張金属複合材料の開発
【研究キーワード】
負熱膨張材料 / 積層造形 / 構造最適化 / 複合材料 / 不熱膨張材料
【研究成果の概要】
近年の産業技術の発達に伴い,熱膨張は極めて重要な現象となっている.熱膨張抑制手法として,温めると弾性的に縮む負熱膨張材料が注目を集めている.負熱膨張材料開発の一つのアプローチとして,熱膨張率の異なる複数の材料と空孔を適切にレイアウトすることで負熱膨張を生み出す手法があり,研究代表者らの研究グループは,3Dプリンタを活用しこのような複合材料を開発している.本研究では熱的に性質が安定した金属で広い温度帯での負熱膨を実現することを目標に,米国ピッツバーグ大学との国際共同研究に取り組んだ.また,米国滞在中に新たに着想した研究テーマとして,構造設計による金属積層造形の熱膨張抑制法の開発にも取り組んだ.
【研究代表者】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
【研究期間】2018 - 2021
【配分額】15,470千円 (直接経費: 11,900千円、間接経費: 3,570千円)