アト秒光電子分光のための超高強度テラヘルツパルス発生
【研究分野】光工学・光量子科学
【研究キーワード】
応用光学・量子光光学 / 量子エレクトロニクス / 高性能レーザー / 光物性 / テラヘルツ/赤外材料・素子、天然ガス / テラヘルツ/赤外材料・素子、天然ガス
【研究成果の概要】
赤外域の広帯域光パラメトリック増幅器において、三次分散を利用した二波長増幅手法を提案・実証し、波長の異なる二つのパルスを発生させた。この出力をLGS結晶に集光することによって、波長5~10ミクロン帯をカバーする位相安定な中赤外光パルス発生を実現した。得られたパルスを集光することによって、最大電場強度56 MV/cmを達成した。また、中赤外パルスの時間波形と同期した6.5フェムト秒の超短パルスを用いることにより、中赤外パルスの電場波形を直接、電気光学的に測定することにも成功した。これらの成果は、アト秒領域の超高速光科学の研究対象を、気相の原子分子から固体へと広げる上で重要な成果である。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
石井 順久 | 東京大学 | 物性研究所 | 助教 | (Kakenデータベース) |
金井 輝人 | 東京大学 | 物性研究所 | 技術専門職員 | (Kakenデータベース) |
北野 健太 | 青山学院大学 | 理工学部 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
金島 圭佑 | 東京大学 | 理学系研究科 |
竹内 健悟 | 東京大学 | 理学系研究科 |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)