【研究分野】機能物性化学

【研究領域課題番号】25220803 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

磁性 / キラル磁性 / 先端機能デバイス / 結晶育成 / スピントロニクス / 分子性キラル磁性 / キラルヘリカル磁気構造 / キラルスピンソリトン格子 / スピン位相オーダー / ＤＭ相互作用 / キラル結晶設計 / スピンエレクトロニクス / 結晶成長 / 一軸性キラリティ / トポロジカル効果 / キラル結晶成長

【研究成果の概要】

キラル磁性体の結晶育成では、分子性キラル磁性体では左右作り分けを含め、育成方法を確立した。無機キラル磁性体では、溶液からの結晶化、フラックス法、レーザーFZ、単一キラルドメイン結晶の育成に成功した。現在では最大数cmのキラル単一ドメイン結晶について、共同研究者に測定サンプルとして提供している。キラル磁性体のスピン位相整列による新規物性では、磁化の離散性、磁気抵抗の離散効果など発見し、論文発表、文科省での記者会見を行った。キラルスピン構造の左右確定についても、偏極中性子線回折によって明らかにした。その結果、構造の左右とスピン構造の左右について実験的に確定した。

【研究種目】基盤研究(S)

【研究期間】2013-05-31 - 2018-03-31

【配分額】240,630千円 (直接経費: 185,100千円、間接経費: 55,530千円)