人工細胞を指向したバイオシステムの無細胞合成系の開発
【研究分野】ナノバイオサイエンス
【研究キーワード】
リポソーム / PURE system / ATP合成酵素 / バクテリオロドプシン / 光合成 / 細胞分裂 / リボソーム / tRNA / タンパク質合成系 / ribosome / リボソームタンパク質 / ナノバイオ / ナノマシン / 無細胞タンパク質合成系 / プロテオリポソーム
【研究成果の概要】
人工細胞を目標として、再構築型遺伝子発現系PURE systemによるバイオシステムの構築を進めた。細胞分裂システムを、リポソーム内で合成し、変形するリポソームを作製した。ATP合成酵素とバクテリオロドプシンを、リポソーム内で発現させ、光依存的なエネルギー生産システムを構築した。リボソームの小サブユニットについては、生合成因子の存在下、生理的条件下でのアセンブリー系を構築した。大サブユニットについては個別精製したリボソームタンパク質とrRNAから、タンパク質合成活性を有するサブユニットの再構成に成功した。また、転写されたtRNA分子よるPURE systemを開発した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【配分額】41,860千円 (直接経費: 32,200千円、間接経費: 9,660千円)