相対論的2流体モデルで明らかにするパルサー風のシグマ問題
【研究分野】天文学
【研究キーワード】
プラズマ / 相対論 / 数値シミュレーション / 相対論的プラズマ
【研究成果の概要】
相対論的プラズマダイナミクスを記述する数値シミュレーションモデルとして,現在は相対論的磁気流体(MHD)方程式が標準的に用いられている.本研究ではその拡張として電子・イオンを別個の流体として扱う相対論的2流体モデルの開発を行った.具体的には,数値シミュレーションコードを開発・テスト問題へ適用,また相対論的MHD方程式の結果との比較を通して,相対論的MHD方程式の代替モデルとしての可能性を詳細に検討した.その結果,本モデルは相対論的MHDには無い長所を備えていることが分かり,今後の更なる発展が期待される.
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)