低温走査型トンネル分光による電子伝達蛋白質の物性研究
【研究分野】物理学一般
【研究キーワード】
低温 / STM / IRAS / 走査型トンネル分光 / 赤外反射吸収分光 / CO / 吸着
【研究成果の概要】
極低温IRAS/STM装置の立ち上げと最適化を前年度にひきつづき行った。STMモードでは約6Kを達成した。IRASモードではシャッターを一部開けるため、最低温度は、約11Kになるが、現在世界ではトップである。この温度領域で分子の吸着を行い、IRAS測定を行なった。プローブ分子としてはCOを用い、Pt(997)ステップ面でのCOの吸着位置、表面マイグレーションを観測して、評価した。一方STM装置は、全体の除震機構を改良した。常温で原子分解能が得られたので、これからは、低温での測定を可能にしたい。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
山下 良之 | 東京大学 | 物性研究所 | 助手 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】2000 - 2001
【配分額】2,100千円 (直接経費: 2,100千円)