「運動学習」を基盤とした脳卒中片麻痺後の歩行訓練プログラムの開発
【研究分野】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究キーワード】
歩行 / リハビリテーション / 学習 / 非対称性 / 脳卒中
【研究成果の概要】
脳卒中罹患後に生じる左右非対称な歩行パターンの改善に注目し、中枢神経系に生じる学習を基盤として、いかに対称性を操作的に調節できるか検討した。特殊な力学的環境の利用により、通常では左右対称な運動パターンを呈する健常者の歩行や走行を、操作的に、左右非対称な運動パターンへと導くことができた。とりわけ、本研究ではカの左右差に着目し、左右非対称な力発揮に導くことに成功した。将来的には、同様のプロトコルを片麻痺患者に適用し、左右対称な運動パターンの再獲得と、結果としてより大きな移動速度の獲得につながるものと期待できる。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
中澤 公孝 | 東京大学 | 大学院・総合文化研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
緒方 徹 | 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所) | 研究所運動機能系障害研究部 | 部長 | (Kakenデータベース) |
河島 則天 | 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所) | 研究所運動機能系障害研究部 | 室長 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)