量子スピン情報素子に向けた新構造シリコン量子ドットの開発
【研究分野】電子デバイス・電子機器
【研究キーワード】
量子デバイス / スピンデバイス / 量子情報 / 量子ドット / スピン / シリコン / 正孔 / 電荷センサ
【研究成果の概要】
本研究の目的は、新構造のシリコン量子ドットを開発し、スピンを情報の担い手として用いる量子計算の物理の解明、ハードウェアのための基本技術の実現を行うことにあった。将来的に既存シリコンテクノロジーと量子計算機の融合を目指すものであった。物理としては、シリコン量子ドット構造に特有のスピン緩和要因、バレーやスピンの関与する電子輸送特性を明らかにした。技術としては、Si基板やSi/SiGeヘテロ基板を利用した独自の量子ドット構造を作製した。また、Si基板から作製したMOS型新構造量子ドットやSiGeヘテロ基板を利用した新構造シリコン量子ドットに適したスピン操作技術や検出法を開発した。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
堀部 浩介 | |
山岡 裕 | |
ANDREEV Aleksey | |
溝口 来成 | |
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【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【配分額】24,440千円 (直接経費: 18,800千円、間接経費: 5,640千円)