束(Lattice)の代数的構造を用いたセルオートマトンの統一的理論の構築
【研究分野】計算科学
【研究キーワード】
セルオートマトン / 超離散 / Max-Min-Plus 表現 / 保存量 / Max-Min-Plus / Max-Min-Plus 表現i
【研究成果の概要】
Max-Min-Plus 表現に加えてmod 2 演算を導入することにより、2次の保存量を持つエレメンタリーセルオートマトン (ECA)、ルール142、ルール14を方程式として表現することに成功した。また、この方程式を利用して、基本図における相転移を数学的に厳密に示すことにも成功した。さらにこれらのルールに確率変数を導入したモデルの基本図における保存量の密度と流量の間の解析的な関係式を導くことができた。5近傍粒子セルオートマトンを統一する確率モデルや3近傍3値粒子セルオートマトンの漸近挙動解析に関する成果も挙げた。これらの結果は統一的理論の構築に今後大きく貢献すると期待される。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
高橋 大輔 | 早稲田大学 | 理工学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)