行為主体に着目した持続可能な開発に関する国際制度の変遷とその要因
【研究キーワード】
SDGs / 持続可能な開発 / CSD / グローバルガバナンス / 国際制度 / 国連 / ハイレベル政治フォーラム(HLPF)
【研究成果の概要】
CSDからHLPFに至る、ステークホルダー(国連のメジャーグループ等)のインタレストやアイディアについて、国連HLPF2019や国連総会などでSDGsの様々な目標に関わる専門家にインタビューを行いながら情報収集を行った。特に2019年はSDG採択後4年目の会議であり、通常の7月のHLPFに加え、9月に国連総会のもとでもHLPFが開催され、本研究対象でもあるかてのCSDからの変化が非常に明確にしめされるものであった。インタビュー等から、ステークホルダーの考えの変遷を分析する上での重要な視点、今後さらに深堀りが必要な分野が明らかになった。この成果がより明確に振り替えられるのが2020年であることから、2020年もフィールドワークにて課題を明らかにする基盤が出来た。
また、ステークホルダーの中でも、特に国家政府や、国連のメジャーグループにも含まれる自治体、ビジネス・産業界(金融関係分野を含む)、科学技術コミュニティの役割やそれに関わる制度設計の議論について重点的に情報収集を行った。SDGs達成における国家政府と自治体の役割やそれに関わるガバナンスの課題、SDGs達成に向けた科学技術コミュニティの役割と政策への貢献の可能性について分析も行い、その分析結果を発表することができた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
森田 香菜子 | 国立研究開発法人森林研究・整備機構 | 森林総合研究所 | 主任研究員 等 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【配分額】12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)