食行動と食嗜好を規定するグレリン遺伝子多型に於ける、食欲発現機構の疫学解析
【研究分野】食生活学
【研究キーワード】
食行動 / 食欲 / 遺伝子多型 / 食嗜好 / 脳機能
【研究成果の概要】
食欲を亢進するペプチドホルモンのグレリンは、主に胃で産生されるが、視床下部や辺縁系に作用して、食行動、食嗜好を規定する事が動物実験から示唆されている。私達もグレリン遺伝子多型が少数型ホモの肥満女性(約10%存在)に於いて、食事摂取量、エネルギー摂取量(肥満女性平均の約82%の値で、これは正常体重の女性並み)、脂質、肉類の摂取量などが少ない事から、彼女らが意外にも「小食」で食欲そのものも乏しく、蛋白質や脂質をあまり好まない事を明らかにした。私達は本研究で、彼女らの食べ物の絵に対する反応性が低いかを実際に光トポグラフィ(fNIRS)を用い測定。また彼女らは空腹時の総グレリン量が有意に少なかった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
饗場 直美 | 神奈川工科大学 | 応用バイオ科学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
森田 明美 | 甲子園大学 | 栄養学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
宮地 元彦 | 独立行政法人国立健康・栄養研究所 | 健康増進研究部 | 部長 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
渡邊 昌 | 独立行政法人国立健康・栄養研究所 | 栄養疫学研究部 | 客員研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
竹澤 純 | 独立行政法人国立健康・栄養研究所 | 健康増進研究部 | 協力研究員 |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)