【研究分野】社会システム工学・安全システム

【研究領域課題番号】16H03119 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

人流データ / パーソントリップデータ / オープンデータ / 強化学習 / 人流 / GPSデータ / 携帯通信データ / 精度検証 / 社会システム / 人の流動 / 携帯電話 / 位置情報 / 地理情報システム（GIS） / 交通工学・国土計画 / 情報通信工学

【研究成果の概要】

近年、携帯電話等を活用した人々の流動に関する高精度なデータがあるものの、これらは高価なものであり、広く使うのは一般的に難しい。そこで、本研究では人流データ利用の裾野を広げるために、入手可能なオープンな統計情報等をもとに、人々が使いやすい人流に関するオープンデータを作成する事を目的とした。具体的には、オープンに入手可能な国土数値情報のパーソントリップ調査結果等の人の流動に関わるオープンデータを用いて、広く公開可能な人の流れデータの作成（Open PFLOW)を行った。そして、交通センサス調査データや市販されている携帯GPSを集計したデータと比較し、高い精度で人の流動再現できていることを確認した。

【研究の社会的意義】

近年、携帯電話等を活用した人々の流動に関する高精度なデータがあるものの、これらは高価なものであり、広く使うのは一般的に難しかった。しかし、Open PFLOWデータセットにより、無償で色々な人が使えることによって、広く人の流動データを使ってもらうことが可能である。

【研究種目】基盤研究(B)

【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31

【配分額】17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)

【研究分野】社会システム工学・安全システム

【研究領域課題番号】21310090 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

社会工学 / 社会システム / OR / GIS(地理情報システム) / GIS / 空間分割構造

【研究成果の概要】

本研究では,複数の空間オブジェクト分布間の相互関係を分析する手法を開発し,その実際の適用を通じて実用性の検証を行った.空間分割構造,ポリゴン分布,点分布の3つの空間オブジェクト分布について,位相関係,階層関係,補完関係,隣接関係という4種類の空間関係を抽出し,可視化する手法を開発した.いずれの手法も,離散構造をグラフとして取り扱い,その中で典型的なパターンを抽出するコンピュータアルゴリズムを用いている.

【研究種目】基盤研究(B)

【研究期間】2009 - 2011

【配分額】19,630千円 (直接経費: 15,100千円、間接経費: 4,530千円)

【研究分野】社会システム工学・安全システム

【研究領域課題番号】20710111 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

社会システム / 地理情報システム(GIS) / 社会福祉関係 / 都市計画・建築計画 / 保育所 / アクセシビリティ / 地理情報システム

【研究成果の概要】

本研究では、待機児童の多い東京23区を対象に、保育所の「需給量」だけでなく、「空間」のミスマッチも示せる保育所アクセシビリティを計算し、分析した。その結果、2009年の東京23区には、保育所アクセシビリティが1未満の地区(保育所の超過需要地区)が非常に多いことがわかった。さらに、アンケート調査を行った結果、保育所アクセシビリティが仕事と子育ての両立において重要な役割を担っていることが明らかになった。

【研究種目】若手研究(B)

【研究期間】2008 - 2009

【配分額】3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)

【研究分野】社会システム工学・安全システム

【研究領域課題番号】18310102 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

社会工学 / 社会システム / OR / GIS(地理情報システム) / 時空間解析 / GIS / 多変量解析 / 空間解析 / 統計分析

【研究成果の概要】

本研究では, 時間の経過とともに変化する空間オブジェクトについて, 変化過程を分析する手法を提案し, その適用を行った. 最も代表的な空間オブジェクトである, 点オブジェクトと空間分割を例として取り上げ, その変化を位相及び計量の両面から記述及び視覚化, 変化過程の理解とその要因分析に寄与する方法を提案した. 適用結果は良好であり, 今後, 適用対象の拡大と適用例の積み上げが期待される.

【研究種目】基盤研究(B)

【研究期間】2006 - 2008

【配分額】18,040千円 (直接経費: 15,100千円、間接経費: 2,940千円)