プライバシー保護データマイニングにおける分散型回帰分析の実用化
【研究分野】知能情報学
【研究キーワード】
データマイニング / プライバシー保護 / 分散計算 / 回帰分析 / アルゴリズム
【研究成果の概要】
本研究ではプライバシー保護回帰分析を扱った.複数のユーザがそれぞれ個別にデータを保持している状況において,ユーザが持つそれぞれのデータはユーザ間で共有しないもとで,全てのデータを用いた場合と同等の分析結果を得ることを考える.従来よりいくつかのプロトコルが提案されているが,本研究ではより実用的な状況に適用するために,いくつかの種類の分散計算法を新しく提案した.これにより多重共線性がある場合や,スパース性がある場合にもプライバシー保護回帰分析が適用可能となった.
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【配分額】2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)