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色覚
に関するサイレントキーワード
色覚異常
が含まれる科研費採択研究2件
色覚
に関するサイレントキーワード
色覚異常
が含まれる科研費採択研究 2件
高次質感認知への色の寄与:
色覚
異常の感性に調和する色デザイン手法の開発
【研究領域課題番号】
21KK0203 (KAKENデータベースで見る)
【研究キーワード】
色覚
/ 質感 /
色覚
異常
【研究代表者】
永井 岳大 東京工業大学 工学院 准教授
(Kakenデータベース)
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
【研究期間】2022 - 2024
【配分額】13,910千円 (直接経費: 10,700千円、間接経費: 3,210千円)
色覚
異常における未知の色差知覚特性に立脚した色変換技術の開発
【研究領域課題番号】
19H04197 (KAKENデータベースで見る)
【研究キーワード】
色覚
異常 / 色知覚 / 心理物理学 /
色覚
【研究成果の概要】
本研究の目的の一つは、1型/2型
色覚
における、大きなS色差(S錐体の応答により作り出される色差。およそ黄-紫方向)に対する色差知覚特性を明らかにすることである。そこで、R2年度は、なるべく多くの研究協力者の色差知覚特性を測定する計画であった。しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大のため、特に学外の実験協力者について心理物理実験の実施が困難となってしまった。そこで、今後の心理物理実験の準備を万全にする,R3年度に実施予定であった実験準備を前倒しで行うなど、当初計画とは大幅に異なる項目を実施した。具体的には以下の通りである。
【1 心理物理実験の準備】実験協力者を多く確保する準備として、外部機関の研究者の協力を得て、1型/2型
色覚
の方々が集まるコミュニティとのコネクションを確立した。これにより、今後より多くの実験協力者にご協力いただきやすい環境が構築できた。
【2 視覚探索実験の準備】本研究課題で着目する閾上色差知覚の特性は、日常生活においては、ターゲットの検出や探索、認識に大きな影響を及ぼすと考えらえる。そこで、日常の課題に対する閾上色差知覚の影響を明らかにするため、色探索の応答時間を計測する実験内容を確定し、また実験環境を整えた。
【3 三
色覚
者を対象とした閾上色差知覚メカニズムの検討】閾上色差知覚には色弁別とは異なるメカニズムが関与することを示唆する結果は、本研究課題でもすでに得られていたが、そのメカニズムの詳細はほとんど分かっていなかった。そこで、三
色覚
者が対象ではあるが、色弁別感度と閾上色差知覚を様々な色に対し詳細に計測した。この実験では、知覚対象とする色差が大きくなるにつれ、その知覚が色カテゴリーにより修飾されていくことを示唆する結果が得られた。この結果から、1型/2型の色差知覚特性においても色カテゴリーの影響を考慮すべきであるという研究上の留意点を見出すことができた。
【研究代表者】
永井 岳大 東京工業大学 工学院 准教授
(Kakenデータベース)
【研究分担者】
須長 正治
九州大学
芸術工学研究院
教授
(Kakenデータベース)
山内 泰樹
山形大学
大学院理工学研究科
教授
(Kakenデータベース)
増田 修
新潟医療福祉大学
医療技術学部
教授
(Kakenデータベース)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【配分額】17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)