共在性に基づく個人間協調がリハビリテーション場面での運動支援に及ぼす効果
【研究分野】オラリティと社会
【研究キーワード】
リハビリテーション / コミュニケーション / マルチモーダルインタラクション / 個人間協調 / 共在性 / 身体性 / 相互行為
【研究成果の概要】
本研究の目的は,リハビリテーション場面において共在性に基づく患者-セラピスト間の身体協調が運動支援に及ぼす効果を解明することであった.病院でのリハビリの現場で,患者-セラピスト間でのコミュニケーション場面をビデオで記録し,そのデータの質的分析を行った結果,セラピストは,患者の身体,環境との相互作用や,言語・非言語情報を巧みに利用しながら,患者の身体機能の回復と,心理的な側面への働きかけを行っていることが示唆された.また,健常者を対象に,セラピストのスキルによる対象者との身体的な協調,言語的・非言語的なやりとりの違いを定性的・定量的に明らかにする研究を行った(その結果は現在分析中である).
【研究代表者】
【研究分担者】 |
牧野 遼作 | 広島工業大学 | 情報学部 | 助教 | (Kakenデータベース) |
安田 和弘 | 早稲田大学 | 理工学術院総合研究所(理工学研究所) | 客員主任研究員(研究院客員准教授) | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-07-18 - 2021-03-31
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)