日英語双方向イマージョン教育の児童の言語能力:日本の小学校英語教育への示唆
【研究分野】外国語教育
【研究キーワード】
日英語双方向イマージョン教育 / 話す能力 / 音声習得 / 継承言語話者 / 外国語学習 / VOT / 日本語 / 英語 / 第二言語音声習得 / イマージョン教育 / accent / comprehensibility / two-way immersion / 早期外国語教育 / バイリンガル教育 / 第二言語習得
【研究成果の概要】
日英語双方向イマージョン教育に在籍する児童の日本語の話す能力と音声習得について研究を行った。話す能力については、インタビューを行い、AAPPL評価基準に従い分析した。85%がI2またはI3 (Intermediate Mid)に到達していた。一方、発音習得に関しては、子音(無声破裂子音の開放から母音開始までの時間=voice onset time (VOT))の習得を見た。1)既に1年生でほぼ日本語らしいVOTが習得されていて、その後はほとんど変化が見られなかった。2)日本語学習者であるJFL児童は、JHLのVOTの値と有意差がなく、3)日本語と英語のVOTを明確に区別していることが判明した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)