ネットワークコーディングにおける符号化ノードの最適配置に関する研究
【研究分野】計算機システム・ネットワーク
【研究キーワード】
トラヒックエンジニアリング / ネットワークコーディング / BitTorrent / トラフィックエンジニアリング / 最適化
【研究成果の概要】
ネットワーク内のすべてのルータで符号化を実施すると、データ転送効率を最大化することができる。しかし、符号化を実施するためには処理能力が必要であり、ルータの負荷となる。そこで、本研究課題では、一部のノードでのみ符号化を行いながらも、すべてのノードで行う場合と同等程度の転送効率を実現するための、符号化ノード配置方法および転送方式について検討を行った。符号化によってデータ転送効率を向上できる原因が、データの冗長化による同一データの重複転送回避にあることを明らかにし、その上でネットワークトポロジの性質を表す指標を元にした符号化ノードを配置方法を提案し、効率よくデータ転送効率を向上することに成功した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)