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千葉大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:千葉大学における「T細胞」 に関係する研究一覧:10件
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発表日:2026年9月18日
1
ヒオデオキシコール酸(HDCA)が脂肪肝を抑制
- iNKT細胞とGLP-1、2つを介した経路がカギに -
千葉大学国際高等研究基幹の李恩瑛准教授、同大大学院医学研究院三木隆司教授らは、英国ケンブリッジ大学との国際共同研究チームにて、2次胆汁酸の一種であるヒオデオキシコール酸(HDCA)注1)が、高脂肪食により誘導される脂肪肝を、iNKT細胞注2)を介した免疫代謝経路と、GLP-1注3)を介した内分泌経路という2つの独立した仕組みによって抑制することを明らかにしました。これら2つの経路はいずれも、脂肪酸酸化を担う核内受容体PPARα注4)の働きに依存しており、HDCAが複数の標的を介して脂肪肝を改善しうる「マルチ...
キーワード:免疫機能/産学連携/ペルオキシソーム/ゲノム構造/インスリン分泌/獲得免疫/肝炎/糖新生/肥満症/EBV/遺伝子制御/脂肪組織/増殖因子/臨床応用/リンパ球/高脂肪食/モデルマウス/NK細胞/PPAR/T細胞/インスリン/マウス/核内受容体/抗原/脂肪酸/自然免疫/受容体/小腸/胆汁酸/転写因子/内分泌/免疫応答/ゲノム/サイトカイン/遺伝子/細菌/脂質/脂質代謝/脂肪肝/腸内細菌/糖尿病
他の関係分野:複合領域農学
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発表日:2026年9月18日
2
EBウイルスが関わる血液疾患の「ゲノムの立体構造異常」を解明
―慢性活動性EBウイルス病などの新たな病態理解へ―
千葉大学大学院医学研究院の礒貝俊太郎特任研究員、岡部篤史准教授、金田篤志教授らは、同大同院血液内科学の堺田恵美子教授、聖マリアンナ医科大学医学部血液・腫瘍内科学の安井寛特任教授、新井文子主任教授との共同研究で、ヘルペスウイルス科に属し、多くの人が感染するEBウイルス(EBV)が関わる慢性活動性EBウイルス病(CAEBV)注1)や節外性NK/T細胞リンパ腫(ENKTL)の病態を明らかにするため、ゲノムの立体構造と遺伝子制御を解析しました。その結果、EBV陽性細胞では、本来不活性なゲノム領域が活性化し、EBV DNAとの接触に関連して周辺遺伝子の働きが高まることを明らかにしま...
キーワード:オープンアクセス/産学連携/ヒストン/モーター/政策研究/ゲノム構造/リンパ腫/細胞運命/プロモーター/レジストリ/環境要因/肝炎/血液内科学/EBV/バイオバンク/ヒトゲノム/遺伝子制御/肝がん/治療標的/若返り/EBウイルス/エンハンサー/DNAメチル化/NK細胞/T細胞/ヒストン修飾/ヘルペスウイルス/メチル化/血液/細胞核/細胞増殖/転写因子/立体構造/ウイルス/ゲノム/胃がん/遺伝子/遺伝子発現/遺伝子変異/個別化医療
他の関係分野:情報学複合領域工学農学
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発表日:2026年5月20日
3
胃がんの進行を促進する「危険領域」を特定!
― CCDC80陽性線維芽細胞による免疫抑制メカニズムの解明 ―
千葉大学大学院医学研究院の顧文超特任准教授、復旦大学附属華山医院の莫少聡氏らの研究チームは、胃がん組織における腫瘍微小環境(TME)注1)の空間的構造が、がんの進行および免疫療法への抵抗性にどのような影響を及ぼすかを明らかにするため、マウスおよびヒト胃がんの空間トランスクリプトーム解析注2)に取り組みました。その結果、胃がんの組織内に「危険領域(Danger Zone)」が存在することを発見しました。この領域ではCCDC80陽性線維芽細胞注3)ががんを攻撃する免疫細胞(CD8陽性T細胞)を捕らえて働きを弱め、免疫療法の効果を妨げ...
キーワード:学習アルゴリズム/アルゴリズム/位置情報/機械学習/人工知能(AI)/産学連携/空間構造/CD8/抵抗性/PD-1/遺伝子発現解析/発現解析/微小環境/病理/免疫抑制/臨床応用/分子機構/予後予測/予測モデル/細胞外基質/腫瘍微小環境/線維芽細胞/免疫療法/T細胞/がん細胞/ケモカイン/トランスクリプトーム/マウス/受容体/免疫細胞/がん患者/コホート/胃がん/遺伝子/遺伝子発現/前向きコホート研究
他の関係分野:情報学複合領域工学農学
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発表日:2026年5月3日
4
iPS細胞由来NKT細胞を用いた新規細胞療法の有効性を前臨床研究で確認
―抗原提示細胞との併用で、患者ごとのがんに反応するT細胞を強く引き出す可能性―
千葉大学大学院医学研究院の青木孝浩助教、本橋新一郎教授、理化学研究所生命医科学研究センター免疫器官形成研究チームの古関明彦チームディレクターらの研究グループは、iPS細胞由来の「NKT細胞注1)」と、それを活性化させる「α-ガラクトシルセラミド注2)を提示した抗原提示細胞注3)」を組み合わせることで、強い抗腫瘍効果が得られることを明らかにしました。さらに本研究では、患者由来の肺がん組織とヒト免疫細胞を移植したマウスモデルに対して本併用療法を適用することで、がんに反応する記憶型T細胞が増えることを確認しました。これは、患者さんのが...
キーワード:産学連携/器官形成/さんご/セラミド/抗原提示/GVHD/iPS細胞/がん免疫/マウスモデル/リンパ球/白血球/NKT細胞/T細胞受容体/免疫治療/免疫療法/T細胞/がん細胞/がん治療/マウス/抗原/抗原提示細胞/抗腫瘍効果/再生医療/細胞療法/受容体/免疫応答/免疫細胞/臨床試験/がん患者/頭頸部がん/肺がん/臨床研究
他の関係分野:複合領域生物学農学
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発表日:2026年4月9日
5
組織常在性T細胞が“炎症記憶”を保持し全身へ波及
~全身に連鎖するアレルギー疾患の新たな治療法開発に光
千葉大学大学院医学研究院の岩村千秋特任准教授、平原潔教授、平沢累特任助教、大鳥精司教授らの研究グループは、組織常在性記憶CD4⁺ T細胞(CD4⁺ TRM細胞)注1)が臓器にとどまる仕組みは、CD69注2)という細胞表面分子によって制御されていることを明らかにしました。さらに、臓器にとどまるCD4⁺ TRM細胞は、「炎症を起こしやすい性質」を炎症組織で獲得し、血液中に移動後も保持しています。これは、喘息などの臓器特異的な慢性アレルギー炎症が、体の別の部位で炎症の原因となっている可能性を示唆しており、慢性炎症...
キーワード:産学連携/感染防御/病原体/リンパ管/炎症反応/成長期/モデルマウス/喘息/T細胞/マウス/血液/自己免疫/自己免疫疾患/受容体/慢性炎症/免疫細胞/アレルギー/小児
他の関係分野:複合領域農学
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発表日:2026年2月27日
6
血液中のがん反応性T細胞で治療効果を予測免疫療法に反応する希少な血中のがん反応性T細胞の発見
体内には、様々な異物を見分けるためのT細胞がたくさん存在します。その中で、がんを攻撃できるT細胞(がん反応性T細胞) は、がん免疫療法の効果を左右する重要な細胞です。しかし、この細胞は血液中にごくわずかしか存在せず、詳しい性質は分かっていませんでした。 谷口智憲 京都大学大学院医学研究科特定准教授、茶本健司 同教授、伊藤克弘 同博士課程学生(研究当時、現Yale大学ポスドク研究員)らと、猪爪隆史 千葉大学大学院医学研究院教授らによる共同研究グループは、血液中にわずかに存在するがん反応性T細胞を、血中で見分けるマーカーを発見しました。このマーカーをもつT細胞は、がん組織内で働くT...
キーワード:産学連携/がん免疫/がん免疫療法/免疫チェックポイント阻害剤/免疫療法/HLA/T細胞/がん治療/血液/阻害剤/免疫チェックポイント/がん患者/肺がん
他の関係分野:複合領域
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発表日:2025年12月23日
7
免疫の要、T細胞が生まれる“最初のスイッチ”を解明
~Notchシグナルが免疫細胞の運命を切り替える仕組みを発見~
千葉大学大学院医学研究院の田中 知明教授、東海大学医学部基礎医学系生体防御学の細川 裕之准教授らの研究グループは、細胞間コミュニケーションを担う重要なシグナル伝達経路の一つである、Notchシグナルが「RUNX」と呼ばれる転写因子注1)の働き方と結合先を大きく作り替えることで、「T細胞になる」ための分化注2)プログラム(T細胞系譜プログラム)を起動していることを明らかにしました。本研究成果は、T細胞性白血病や免疫不全症の理解、さらには効率的なT細胞製造技術の開発につながることが期待されます。 本研究成果は、2025年12月4日に国際科学誌Jo...
キーワード:産学連携/一細胞/細胞間コミュニケーション/Runx1/免疫不全/生体防御/細胞系譜/T細胞/一細胞解析/細胞分化/転写因子/白血病/免疫細胞/コミュニケーション/遺伝子
他の関係分野:複合領域総合生物
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発表日:2025年12月13日
8
慢性炎症の原因となるタンパク質を新たに特定
~ぜんそくなどの慢性炎症性疾患の新たな治療法開発に期待~
千葉大学大学院医学研究院 木内政宏助教と平原潔教授らの研究グループは、「組織常在性記憶CD4+T細胞(CD4+TRM細胞)」注1)が肺や腸などの組織に長期間とどまるメカニズムと、炎症性サイトカインの持続的な産生は、遺伝子の働きを調節するタンパク質である転写因子Hepatic Leukemia Factor(HLF)注2)によって制御されていることを新たに特定しました(図)。 今回の成果は、ぜんそくや関節リウマチなどの疾患に見られる慢性炎症の発症の仕組みを分子レベルで解明したもの...
キーワード:産学連携/病原体/炎症性疾患/関節/造血幹細胞/T細胞/リウマチ/炎症性サイトカイン/幹細胞/関節リウマチ/転写因子/慢性炎症/免疫応答/サイトカイン/遺伝子/造血
他の関係分野:複合領域
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発表日:2025年10月30日
9
免疫発生学の研究成果を文部科学省で記者発表しました
令和7年10月25日(土)、千葉大学大学院医学研究院免疫発生学 平原 潔教授と横浜市立大学大学院医学研究科 金子 猛教授、柳生 洋行助教(研究当時:千葉大学大学院医学薬学府 特別研究学生)らは、研究成果をまとめた論文が、国際科学誌Science Immunology に公開されることを受け、令和7年10月21日(火)、文部科学省の記者会見室にて記者発表を行いました。 本研究は、喘息などアレルギー疾患が悪化するメカニズムを解明したもので、今後、脂肪分解経路を標的とした新たな治療法の開発が期待されます。 千葉大学大学院医学研究院免疫発生学は、1975年(今から50年...
キーワード:産学連携/免疫制御/発生学/喘息/T細胞/制御性T細胞/アレルギー
他の関係分野:複合領域
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発表日:2025年10月26日
10
喘息などのアレルギー疾患が悪化するメカニズムを解明
~脂肪分解経路を標的とした新たなアレルギー治療薬の開発に向けて
千葉大学大学院医学研究院 平原 潔教授と横浜市立大学大学院医学研究科 金子 猛教授、柳生 洋行助教(研究当時:千葉大学大学院医学薬学府 特別研究学生)らの研究グループは、アレルギー性炎症を悪化させる「病原性Th2(ティーエイチツー)細胞」注1)が、免疫細胞が持つ「脂肪滴を分解して再利用する仕組み」によって誘導されることを明らかにしました。今後、脂肪分解経路を標的とした新たなアレルギー疾患の治療法の開発が期待されます。 本研究成果は、2025年10月24日に、国際科学誌Science Immunology に公開されました。■用語解説...
キーワード:産学連携/花粉/アレルゲン/病原性/寄生虫/ヘルパーT細胞/喘息/Th2/T細胞/免疫細胞/アレルギー/サイトカイン
他の関係分野:複合領域農学