映画・ゲームのCG映像をより高品質に、より短時間で制作
~粗い金属表面などの「多重反射」を効率的に計算する新たな数理モデル~
【注目の成果:共同研究・産学連携のためのチェックポイント】
![]() | 映画・ゲーム・製品デザインなどで用いられる高品質なCG映像制作の高速化と省コスト化に貢献することが期待 |
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
【Sagaキーワード】
2026(令和8)年7月22日
千葉大学
京都大学
奈良先端科学技術大学院大学
科学技術振興機構(JST)
概要
千葉大学 情報・データサイエンス学府 博士後期課程の張 思源(Zhang Siyuan:チョウ・シゲン) 氏、同大 大学院情報学研究院の久保 尋之 准教授、京都大学の舩冨 卓哉 教授、奈良先端科学技術大学院大学の藤村 友貴 准教授、同大学の向川 康博 教授らの研究チームは、コンピューターグラフィックス(CG)における物体表面の質感を物理的に正しく再現するため、ざらついた表面で光が何度も反射する「多重反射(Multiple Bounces Reflection)」の効率的な計算手法の研究に取り組みました。その結果、従来手法に比べて画像のノイズ(ばらつき)を大幅に抑えつつ、極めて高い精度で多重反射を計算できる新しい数理モデルを開発することに成功しました。今後は、映画・ゲーム・製品デザインなどで用いられる高品質なCG映像制作の高速化と省コスト化に貢献することが期待されます。本研究成果は、コンピューターグラフィックス分野における世界最高峰の国際会議であるACM SIGGRAPH 2026に採択され、2026年7月19日~23日(現地時間)に米国ロサンゼルスで開催される本会議において発表されました。
本研究は、以下の支援によって実施されました。
・科学技術振興機構(JST) 創発的研究支援事業(JPMJFR206I)
・科学技術振興機構(JST) 次世代研究者挑戦的研究プログラム(JPMJSP2109)
・日本学術振興会(JSPS) 科研費(JP24K02953)
・日本学術振興会(JSPS) 地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(JPJS00420230002)
<プレスリリース資料>
本文 PDF(1.38MB)<論文タイトル>
- “Successive Height Preintegration for a Height-Interdependent Path Formulation of Multiple Bounces in Smith Microfacet BRDFs”
- DOI:10.1145/3799902.3811194
問い合わせ先
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