[Top page] [日刊 研究最前線 知尋] [Discovery Saga総合案内] [大学別アーカイブス] [Discovery Saga会員のご案内] [産学連携のご案内] [会社概要] [お問い合わせ]

群馬大学 研究Discovery Saga
2026年7月21日

株式会社サティス製薬と共同で、「真に海で生分解される」化粧品処方の開発に成功

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
複合領域環境学化学工学農学医歯薬学
【Sagaキーワード】
産学連携/海洋汚染/化学物質/海洋/環境調和/生分解/ライフスタイル/下水処理/活性汚泥/水処理/プラスチック/海洋環境/環境負荷/二酸化炭素/生分解性/環境保全/生態系/微生物/予測モデル

概要

群馬大学(食健康科学教育研究センター 粕谷健一教授)は、化粧品OEM/ODMメーカーの株式会社サティス製薬(代表取締役:山崎 智士、本社:埼玉県吉川市、以下 サティス製薬)との共同研究において、微生物の少ない海洋環境下でも高い生分解性※1を示す皮膚洗浄剤(化粧品)処方の開発に成功いたしました。
※1 生分解性:物質が微生物によって分解され、最終的に水と二酸化炭素などの無機物に還る性質。
海洋プラスチックごみや化学物質による海洋汚染は、世界的な課題となっています。特に日本は周囲を海に囲まれており、生活排水やレジャー活動に伴う環境負荷の低減が求められています。化粧品業界においても「生分解性」への関心が高まっていますが、既存の評価指標の多くは、微生物が豊富な「下水処理場(活性汚泥)」での生分解を前提としています。しかし、下水処理施設を経由せずに直接自然界へ排出されるケース(キャンプ、海水浴、下水未普及地域など)では、下水用の指標のままでは海洋環境生態系に悪影響を及ぼすリスクがありました。
そこで、環境調和型製品の開発を目指すサティス製薬と環境調和型材料開発の知見を持つ群馬大学(食健康科学教育研究センター 粕谷健一教授)は、2022年より共同研究を開始。「海洋環境での生分解」に特化した処方開発に取り組んでまいりました。
今後は、これまでに蓄積された膨大な実環境試験データを活用した予測モデルの構築や、洗顔料やボディソープなどの「リンスオフ(洗い流し)製品」としての製品化の実現を目指しております。群馬大学とサティス製薬は、今後も科学的根拠に基づいた「環境調和型のモノづくり」を追求し、海洋環境保全に資する新たなライフスタイルの提案へと繋げてまいります。
詳細は以下のプレスリリース資料をご覧ください。

プレスリリース

【産学連携】株式会社サティス製薬と国立大学法人群馬大学、 「真に海で生分解される」化粧品処方の開発に成功〜下水処理とは異なる「海洋環境」に着目。実海域水を用いた試験で生分解度60%超を達成〜

問い合わせ先

本件に関する問合せ先

(◎を半角アットマークに変更してください。)
株式会社サティス製薬 広報部 樋口
TEL:03-5646-2434
E-Mail: pr◎saticine-md.co.jp
群馬大学総務部総務課広報係 白石
TEL:027-220-7010
E-MAIL:s-public◎ml.gunma-u.ac.jp

関連リンク

株式会社サティス製薬ホームページ>お知らせ
食健康科学教育研究センター