メカニカルストレスによるPGC1αを介した間葉系細胞の制御
【研究分野】スポーツ科学
【研究キーワード】
筋肉 / 軟骨 / 骨 / 運動 / 細胞内シグナル伝達 / 物理的ストレス / 細胞分化 / 分化 / 細胞内カルシウム
【研究成果の概要】
本研究では筋,骨,軟骨,脂肪などの間葉系組織の分化についてPGC-1αを中心にメカニカルストレス(物理的刺激)によるその制御を検討した.結果,メカニカルストレス誘導性の細胞内シグナル伝達経路を複数同定した.この研究を通じて,ある程度メカニカルストレス誘導性のシグナル伝達経路を特定できたことは,メカニカルストレスによって間葉系細胞の分化・成熟を制御するうえで有意義であると考えられる.研究最終年度の総括としては,研究機関3年間で,原著論文5編(加えて投稿中準備中3編),総説4編,学会発表16件,特許出願1件は十分な成果だったと考える.
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【配分額】28,600千円 (直接経費: 22,000千円、間接経費: 6,600千円)