東日本大震災被災地「多賀城市」におけるスマートシティの適用可能性に関する研究
【研究分野】人文地理学
【研究キーワード】
スマートシティ / 東日本大震災 / 地域福祉 / 工業団地 / 多賀城市 / 再生可能エネルギー / コミュニティビジネス / 木質バイオマス / コンパクトシティ / 復興 / 雇用
【研究成果の概要】
多賀城市で産業、福祉、防災の視点から調査を行った。スマートシティの考え方はR.Giffinger(2007)に依拠している。
その結果、市内にスマートシティ型工業団地(一本柳)が造成されていることがわかった(2015年秋完成予定)。ここでは大災害に対して、避難所の役割を果たすだけでなく、進出企業が中心となって水・食料・ガソリン等を提供する。障がい者雇用型企業も進出を表明している。また観光への活用も期待されている。しかし、その取り組みの度合いは進出企業によって異なるし、電気の共同化による節約等についても実施が難しい。課題はあるものの、この考え方を同市の都市経営にどう展開していくかが課題である。
【研究代表者】