Rydberg状態希ガスを内包する物質の設計と電子励起蓄電池への応用
【研究分野】無機材料・物性
【研究キーワード】
Rydberg状態 / 水素 / ホスト-ゲスト / Antiperovskite / 金属絶縁体転移 / プラズマ処理 / マンガン / ヘテロ接合講師 / 格子間水素 / ヘテロ接合 / アンチペロブスカイト / 水素ドープ / 励起状態 / 超伝導 / リュードベリ状態 / ディラック電子 / 逆ペロブスカイト / 窒化物 / 格子欠損 / インターカレーション / 希ガス元素 / 電子励起 / 蓄電デバイス / Dirac電子
【研究成果の概要】
Ryudberg状態の水素原子を構造に取り込むホスト-ゲスト物質系を設計し、その高エネルギー励起状態による巨大起電力が期待される革新的電池系の設計を試みた。大きな格子間空隙をもつ遷移金属Antiperovskite窒化物Mn3Cu1-xGeNにおいてDC水素プラズマ処理により、結晶格子は不可逆的に膨張することを発見し、この原因が結晶格子内に取り込まれた水素が1s2のH-の状態をとることによると結論した。光物性および電気物性評価から、このMn3Cu1-xGeN系は水素による格子の膨張に伴い金属からワイドギャップ半導体に転移することを示したが、そのRydberg状態の確認には至らなかった。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
與倉 三好 | 元三重大学 | 大学院工学研究科 | 研究員 |
遠藤 民生 | さがみはら表面技術研究所 | 客員研究員 |
Reddy S. L. | S.V.D.College | 教授 |
Tovstolytkin A. | Institute of Magnetism | 研究員 |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【配分額】4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)