フッ化物塩イオン液体およびそのポリマー誘導体を用いる環境調和型選択的電解フッ素化
【研究分野】環境関連化学
【研究キーワード】
イオン液体 / 選択的電解フッ素化 / 脱硫フッ素化 / キサントゲン酸エステル / 間接電解 / リサイクル / ジフッ素化 / メデイエーター / メディエーター / グリーンケミストリー / チオエステル / 添加効果 / ポリビニルピリジン・ポリHF塩 / ヨードフロリネーション / ポリマー塩基 / 陽極置換反応 / 陽極付加反応 / 有機フッ素化合物
【研究成果の概要】
イオン液体は不揮発性、難燃性かつ良好な導電性を有し、しかもリサイクル可能なことから究極の非水系電解液とみなすことができる。従って、イオン液体を電解溶媒兼支持電解質として用いれば環境調和型の有機電解合成が可能になるはずである。そこで、本研究では支持塩が回収再利用可能な新規電解フッ素化システムの構築やフッ化水素塩イオン液体を反応溶媒兼支持電解質とする完全無溶媒系新規電解フッ素化プロセスの開発を行い、所期の目的をほぼ達成した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【配分額】19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)