都市排水中溶存有機物が重金属のスペシエーションと生物移行性に与える影響
【研究分野】土木環境システム
【研究キーワード】
亜鉛 / 錯形成 / スペシエーション / 生物移行性 / 下水処理 / 水 / 溶存有機物 / 緑藻 / 光分解 / 下水処理水 / 水環境 / 銅
【研究成果の概要】
都市下水処理場処理水中の溶存有機物の亜鉛・銅との錯形成の安定度定数は自然由来のフミン質よりも高く、下水処理水の添加により藻類細胞内の総亜鉛含量だけでなく捕食者への移行性画分も減少した。結果的に捕食者への亜鉛の毒性影響が緩和されることが示唆された。また、この溶存有機物の河川環境中での生分解・光分解特性について調べ、錯形成特性という観点において安定であることが明らかとなった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
春日 郁朗 | 東京大学 | 大学院・工学系研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)