スーパーミクロポーラスシリカの細孔径制御とその細孔を利用した新機能性材料の創成
【研究分野】無機工業材料
【研究キーワード】
量子ドット / 多孔質体 / 光触媒、 / サーモクロミズム / ナノ粒子 / 光触媒 / 酸化触媒 / サブナノ粒子
【研究成果の概要】
本研究では、シングル~サブナノサイズの細孔を有する多孔質シリカを作製し、その細孔内で遷移金属酸化物量子ドットの合成を行うとともに、顕著な量子サイズ効果による特有の性質を追究した。0.6~3.0 nmの細孔は遷移金属酸化物の量子ドットの合成場として効果的に機能すること、および、1 nm以下の酸化物ドットでは量子サイズ効果が顕著に発現し、バンドギャップが大幅に増大することを確認した。酸化タングステンでは、光触媒反応における還元力が向上することが明らかになり、酸化銅や酸化コバルト量子ドットでは顕著なサーモクロミズムが観測され、シングル~サブナノ領域における特異的な機能性の発現が見いだされた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
渡辺 洋人 | 東京都立産業技術研究センター | 材料技術グループ | 研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
藤巻 康人 | 東京都立産業技術研究センター | 材料技術グループ | 研究員 | (Kakenデータベース) |
林 孝星 | 東京都立産業技術研究センター | 材料技術グループ | 研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【配分額】20,540千円 (直接経費: 15,800千円、間接経費: 4,740千円)