膜輸送体の作動機構の構造基盤の解明
【研究分野】生物物理学
【研究キーワード】
X線結晶構造解析 / チャネル / トランスポーター / 遺伝学 / 電気生理学 / 膜輸送体 / リポソーム解析 / 計算機シミュレーション / 遺伝学解析 / パッチクランプ / 高分子構造・物性 / X線 / 生体分子 / タンパク質 / 薬理学
【研究成果の概要】
イオンチャネルに関しては,新規に同定したMg2+チャネルMgtE,TRICチャネル,P2Xチャネルに関して高分解能の結晶構造に基づき,基質認識機構,輸送制御機構を解明した.トランスポーターに関しては,Ca2+/H+交換輸送体CAX,Fe2+排出輸送体FPN,糖の排出輸送体SWEET,ペプチド輸送体POT,アミノ酸排出輸送体YddG,多剤排出輸送体MATE,膜蛋白質の膜組み込みに働くYidCの高分解能構造を決定し,基質認識機構,輸送機構を解明した.また,チャネルロドプシン,光駆動型Na+ポンプKR2の高分解能構造を決定し,光による輸送駆動機構を解明した.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
伊藤 耕一 | 東京大学 | 新領域創成科学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
MATURANA ANDRES | 名古屋大学 | 生命農学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
Maturana Andrés D. | 名古屋大学 | 生命農学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【配分額】217,880千円 (直接経費: 167,600千円、間接経費: 50,280千円)