Halomonas属の新規PHA合成酵素の活性構造相関の研究
【研究分野】持続可能システム
【研究キーワード】
生分解性プラスチック / PHA / ハロモナス / 持続型社会 / 海洋性資源 / 生体適合性材料 / 持続可能社会 / 低炭素 / 海洋性細菌 / ポリヒドロキシアルカン酸 / Halomonas / 活性構造相関
【研究成果の概要】
PHAは石油化学ベースのプラスチックに替わる素材として注目されている。その優れた生体適合性、生分解性が理由である。我々は、海洋から分離した細菌のHalomonas sp. O-1がグリセロールをPHAに変換することに着眼した。まず、これまで報告されてきたPHA合成酵素の活性中心[GxC x G]のアミノ酸配列と異なる部分があった[SxC x G]。これを遺伝子組換え体で初めて解析した。次に、オペロン構造に着眼してPhasinタンパク質遺伝子を調べたところ、この遺伝子が細胞内PHA蓄積量に影響することを突き止めた。今後、海洋性細菌によるPHA合成の研究、海洋性資源の有効活用に期待できる。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
柘植 丈治 | 東京工業大学 | 大学院総合理工学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)