イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討
【研究分野】地域研究
【研究キーワード】
イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 / 近代史 / インターネット / イスラーム / 社会変容 / NGO / 近代 / 民主化 / 市民社会 / 選挙 / 国際研究者交流 / フィールドワーク / 中東 / 社会運動 / ムスリム / イメージ構築 / SNS
【研究成果の概要】
その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキングが国内で展開し、2013年の大統領選挙で政治的方向転換を可能にした。
【研究代表者】