現場位置の情報を活用した作用・構造性能の確率統計量の改善と劣化構造物の余寿命評価
【研究分野】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究キーワード】
信頼性理論 / Sequential Monte Carlo Simulation / X線 / 鉄筋コンクリート / 塩害 / 余寿命評価 / ライフサイクル解析 / 鉄筋コンクリート構造物 / 余寿命 / 社会基盤構造物 / ライフタイム / リスクアセスメント
【研究成果の概要】
海洋環境にある鉄筋コンクリート構造物から得られる点検・検査情報(目視検査によるひび割れ性状や塩化物イオン濃度)を活用することで,構造物の劣化予測に係る確率変数をSequential Monte Carlo Simulationにより更新し,それらを用いて確率論的に残存寿命を評価する一連のフレームワークを構築した.残存寿命の予測には,部材内で生じる鉄筋腐食の空間分布モデルが必要になるため,X線技術を適用し,実験的にそのモデル化に必要な基礎情報も得ている.
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】26,000千円 (直接経費: 20,000千円、間接経費: 6,000千円)