笠原博徳基幹理工学部教授

研究シーズ Discovery Saga

世界をリードするマルチコア用コンパイラ技術
-プロセッサ高速化における3大技術課題の解消を目指し、

自動系列低電力化コンパイラ

スーパーコンピューティング

組込みシステム

マルチコア、メニーコア及びベクトルアクセラレータ

グリーンコンピューティング

などに関する研究を行う。

グリーン・コンピューティング

「情報通信技術活用による低炭素化」に貢献する研究
	スマートデバイスに搭載されるマルチコアプロセッサは、より高い性能と低消費電力を約束

自動並列化コンパイラの研究

最適化したプログラムを様々なマルチコア上で速やかに動作させるOSCARコンパイラ
	冗長解析の削除によるコンパイル時間の短縮

自動並列化コンパイラに対する要求は，プログラムの並列化、メモリの最適化，CPU間のやりとりの最適化、電力消費の最適化など多岐に渡る

異種のアーキテクチャをもつマイクロプロセッサが統合されたCPU、異種混在のマルチコア

ヘテロジニアス・マルチコアは、幅広い分野で低消費電力で高性能を実現する
	しかし、ヘテロジニアス・マルチコアは、プログラマに非常に難しいプログラミングを強いる

ヘテロジニアス・マルチコア上で効率的な高性能化、アプリケーションソフトウェアの高い生産性、低消費電力化の実現には、アーキテクチャと並列化コンパイラの協調が重要

自動並列化コンパイラの研究

自動並列化コンパイラに対する要求は，もはやプログラムの並列化のみにとどまらず，メモリの最適化，CPU間のやりとり（通信や同期）の最適化，電力消費の最適化など多岐に渡る
	地震による住宅地の被害予測を通じて人命を救うための重要な数値計算を高速に精密に計算するためには、強力なスケーリングが可能な並列処理が必要

OSCARコンパイラを用いて粗視化タスク並列を効率的に利用し、強力なスケーリングによるスケーラブルな高速化を実現