生活習慣と排便状況の関係:腸内細菌叢のみえる化による新しい疾病予防の検討
【研究分野】食生活学
【研究キーワード】
糞便観察評価 / 疾病予防 / 生活習慣 / 腸内細菌叢 / 糞便 / 食事 / 健康 / 常在細菌 / 栄養
【研究成果の概要】
糞便量、形、色、および臭いは、病気、食習慣、腸内細菌叢に関連している。我々は包括的な糞便評価のためのカードを開発し妥当性を検証した。 38人の健康な成人で、カードを用いた便の体積、形態、色、臭いの観察は、重量計、水分計、硬度計、比色計、臭気測定計による客観的評価と比較した結果、糞便の量、形、および色は、多面的な評価カードによる観察で推定できる。また、健康な日本人722名を対象とした横断的研究により、腸内細菌群集構造は、現居住地域、運動習慣、座位時間、睡眠時間、カリウム・色の薄い野菜の摂取量、習慣的な排便頻度や採便当日の糞便の形状・色・量が関連することが明らかとなった。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
村上 晴香 | |
大野 治美 | |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【配分額】4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)