アルツハイマー性神経回路変調発生・伝搬過程の可視化
【研究分野】医用生体工学・生体材料学
【研究キーワード】
脳・神経 / 神経変性疾患 / 細胞・組織 / 神経科学 / ナノバイオ / 分子認識
【研究成果の概要】
アルツハイマー性神経障害の発生,伝搬過程を可視化する細胞培養マイクロデバイスを開発した.多数のマイクロ電極を集積化した基板上にシリコンゴム製の立体構造物を利用して複数の細胞培養区画を配置し,区画間をトンネルで連絡する構造とした.ラット海馬から採取した神経細胞を培養し,アルツハイマー性障害発生原因物質の有力な候補とされているβアミロイド投与による神経変性障害発生・伝搬の様子を電気活動,細胞内Ca濃度変化計測により評価し,Caの細胞内過剰流入を示唆する結果を得た.
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)