胎児栄養環境維持における血液胎盤関門制御機構の包括的解明と表現型変動との相関
【研究分野】医療系薬学
【研究キーワード】
胎盤関門 / トランスポーター / 発現制御 / 胎児栄養環境 / 胎盤 / クレアチン / 妊娠 / エネルギー代謝 / ヌクレオシド / 血液胎盤関門 / 有機アニオン / OAT4 / CNT2 / 分化
【研究成果の概要】
血液胎盤関門は胎児への物質移行を制御することで胎児環境維持を担うため、その機能制御機構の解明は重要である。本研究では、(1)血液胎盤関門への分化、(2)妊娠糖尿病モデルラット、(3)妊娠期低栄養モデルラットにおける血液胎盤関門トランスポーターの発現制御をそれぞれ明らかにした。本研究成果は、血液胎盤関門が母体栄養環境や胎盤分化過程に対応して胎児環境維持に向けたトランスポーター等の発現制御を受けることを具体的に示す重要な知見である。
【研究代表者】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2009 - 2010
【配分額】2,652千円 (直接経費: 2,040千円、間接経費: 612千円)