ナノ計測を用いた心疾患画像診断装置の基盤技術の開発
【研究分野】生体医工学・生体材料学
【研究キーワード】
ナノバイオ / 先端機器デバイス / 循環器・高血圧 / 分子イメージング / 先端機能デバイス
【研究成果の概要】
1)ラット培養幼若心筋細胞のZ線にCameleon-Nano140を発現させ、収縮の最小単位であるサルコメアの長さ変化を細胞内局所のCa濃度変化と同時にnm精度で解析することに成功した。2)マウスin vivo心臓から心筋細胞内のサルコメアの動きを高空間(20 nm)・時間(10 ms)分解能で捉えることのできるシステムを開発し、サルコメア動態と心電図および左心室内圧のリアルタイム同時観察に成功した。3)In vivo心臓の周期を17のフェーズに分割、各フェーズにおいて対物レンズを高速でZ軸方向に動かし、心周期のすべての時点において焦点の合っている動画を作成するシステムの構築に成功した。
【研究代表者】