生体分子の量と活性を測るオプトバイオ分析の創発
【研究キーワード】
酵素 / RNA / 標準添加法 / RNA / テロメア / 発光イメージング / 光操作
【研究成果の概要】
「光活性化型酵素を用いたIn vivo標準添加法の開発」では、PI-Lucの大量合成と精製に関する条件検討を行ってきた。T7 Express lysY/Iq Competent E. coli (High Efficiency)及びpColdI発現ベクターを用い、かつタンパク質のフォールディングを助けるためのシャペロンタンパク質の共発現を試みた結果、可溶性画分における目的タンパク質の量を著しく増やすことができた。可溶性画分で取れたPI-Lucを、pColdIペクターによりN末端に融合された6xヒスチジンタグを用いて、アフィニティークロマトグラフィーにより精製を試みている。ゲルろ過クロマトグラフィーによる分画を行い、純粋な全長PI-Lucを得ることができる見込みである。
「光活性化型酵素を用いたIn vivo標準添加法の開発」では、PI-Lucの大量合成と精製に関する条件検討を行ってきた。T7 Express lysY/Iq Competent E. coli (High Efficiency)及びpColdI発現ベクターを用い、かつタンパク質のフォールディングを助けるためのシャペロンタンパク質の共発現を試みた結果、可溶性画分における目的タンパク質の量を著しく増やすことができた。可溶性画分で取れたPI-Lucを、pColdIペクターによりN末端に融合された6xヒスチジンタグを用いて、アフィニティークロマトグラフィーによる精製及びゲルろ過クロマトグラフィーによる分画を行い、純粋な全長PI-Lucを得ることができた。更に発現及び精製規模を拡大し、大量のPI-Luc精製を行い、得られたPI-Lucの安定性を評価している。同時に、精製より得たPI-Lucと動物細胞内で発現されているPI-Lucが類似的な光刺激特性を有しているかを検証中である。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
尾崎 倫孝 | 北海道大学 | 保健科学研究院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【配分額】45,890千円 (直接経費: 35,300千円、間接経費: 10,590千円)