胎生期および成体において未分化な神経幹細胞を維持する機構の解明
【研究分野】発生生物学
【研究キーワード】
脳・神経 / 発生・分化 / 神経幹細胞 / 幹細胞ニッチ / Notch
【研究成果の概要】
近年、成体における神経幹細胞の存在が明らかになり再生医療への応用といった点からもその運命制御の研究が活発に行われている。神経幹細胞は成体脳において脳室下帯や海馬歯状回といった限局した領域にのみ存在することから未分化維持ニッチの存在が想定されているがその実体は殆ど不明である。本研究では、NotchリガンドDll1発現細胞が成体脳室下帯神経幹細胞を維持するためのニッチ細胞として機能することを明らかにした。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
後藤 由季子 | 東京大学 | 分子細胞生物学研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2009 - 2010
【配分額】2,756千円 (直接経費: 2,120千円、間接経費: 636千円)