労働と心の健康の経済分析
【研究分野】財政・公共経済
【研究キーワード】
労働時間 / 過重労働 / メンタルヘルス / ハラスメント / 健康経営 / 長時間労働 / 健康 / 働き方 / 職場環境 / 労働生産性 / ワークライフバランス / 労働経済学
【研究成果の概要】
本研究は多くの人が健康で生き生きと働ける社会の実現に向けて、労働と健康との関係についてのエビデンスを提示することを目的に実施したものである。主に3つの視点から研究を実施した。第一は、職場における人間関係が労働者のメンタルヘルスに与える影響について検証した。第二は、なぜ人々はメンタルヘルスを毀損するほど長時間労働をしてしまうのかについて、行動経済学の視点を取り込み、同一個人を追跡調査したパネルデータを用いて解析した。第三に、健康と生産性との関係について、労働経済学や関連分野の先行研究を広くサーベイする展望論文を執筆し、健康と生産性に関する研究を行う上で今後どのような視点が必要かを整理した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)