企業成長を促進する共進化メカニズムの解明:レッド・クィーン理論の拡張を通じて
【研究分野】経営学
【研究キーワード】
経営学 / 競争 / 認知 / 経営組織 / インターアクション / 社会的インターアクション / 認知的アプローチ / 価値創造 / 傾注 / 共進化 / レッドクィーン理論
【研究成果の概要】
本研究課題では、競争関係における認知問題を大きなテーマとし、特にレッド・クィーン理論で言われる共進化における認知バイアス、競争相手の見逃し、見過ごしのメカニズム解明をその目的としてきた。競争理論では、競合の競争的行為に対し、企業はどのような時に反応するのか、報復的措置を取るのか、を議論しており、例えば、競合との類似性が高まると報復的措置を取ることが知られている。本研究課題では、競合とみなすべき相手を競合相手とみなさないケースに着目し、特に、プロトタイプ理論を用いてこの現象を実証的に説明した。また、この課題を通じて新しく組織メンバー間の競争に関する研究も派生することができた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
ALCANTARA L.L. | 立命館アジア太平洋大学 | 国際経営学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
閔 廷媛 | 上智大学 | 経済学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【配分額】9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)