卵子加齢にみる老化のメカニズムと発生能への影響を探る戦略的基盤研究
【研究分野】産婦人科学
【研究キーワード】
ES細胞 / 卵細胞 / 幹細胞 / 胚細胞腫瘍 / 網羅的遺伝子発現解析 / 卵子加齢 / 老化 / 若返り
【研究成果の概要】
加齢モデルのES細胞では、Wntシグナル関連遺伝子の発現低下が認められWnt-β-Cateninシグナルの機能低下を見出した。そこで、β-Catenin遺伝子を欠いた胚からES細胞の作製を行った。β-Catenin遺伝子欠損ES細胞樹立に成功し、その分化特性解析から分化多能性が欠落することを見出した。副次的に、β-Catenin遺伝子欠損ES細胞は混合型悪性胚細胞腫瘍の発症機序を説明できる可能性が示唆された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
浜谷 敏生 | 慶應大学 | 医学部 | 講師 | (Kakenデータベース) |
豊田 雅士 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所) | 研究所老年病研究チーム | 研究副部長 | (Kakenデータベース) |
名取 道也 | 独立行政法人国立成育医療研究センター | 所長 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
豊田 雅士 | 東京都健康長寿医療センター | 研究所 | 部長 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【配分額】17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)