肺悪性腫瘍に対する凍結融解療法の成績向上,普及に向けて:至適条件の解明と臨床応用
【研究分野】放射線科学
【研究キーワード】
インターベンショナルラジオロジー(IVR) / 凍結治療 / 肺腫瘍 / IVR / 放射線科学 / 癌 / インターベンショナルラジオロジー
【研究成果の概要】
1)豚の正常肺において,凍結-融解3サイクルを行い等温度曲線を描画し,解析を行った. 1回目のサイクルによって肺胞内への出血が見られ,プローブ周辺の熱拡散率を上げ, 2回目の凍結でより広範囲を凍結させることが可能となった. 2)動物肺の病理組織と凍結治療のCTを比較した.等温度曲線の-20℃以下の領域は治療域の中心部の出血,浮腫があり,肺胞構造が破壊されている領域,臨床例での治療後CTでみられる凍結範囲中心部の濃厚陰影と相関していた.
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)