ゲノムワイド関連研究によるパニック障害の候補遺伝子研究
【研究分野】精神神経科学
【研究キーワード】
Panic Disorder, GWAS, SNP / Panic Disorder / GWAS / SNP / Panic disorder
【研究成果の概要】
本研究は、パニック障害患者を対象に一般健常成人をコントロールとしてゲノムワイド関連解析(GWAS)を行い、候補補遺伝子の特定を目指したものである。これまでに行った2つのGWASをもとにメタ解析を行い(患者718名、健常対照1717名)、候補部位を同定した。さらに、TaqMan解析法を用いて独立したサンプル(患者329名、健常対照861名)にて確認実験を行った。その結果、有意な関連を持つ遺伝子を見出した。また、2つのGWAS解析の結果からパスウェイ解析を行い、イノシトールリン脂質結合、軸索輸送、転写因子活性、内分泌制御などのパスウェイが有意に関連することを見出した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
佐々木 司 | 東京大学 | 教育学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
音羽 健司 | 東京大学 | 医学部附属病院 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)